令和元年5月18日、当クラブの元米山奨学生李政くんの上海赴任にあたり、ささやかながら、新大阪ワシントンホテルにて壮行会をさせていただきました。李政くんは、平成24年から25年の1年間、米山奨学生として所属した青年です。
(※米山奨学生とは?http://www.rotary-yoneyama.or.jp/)
李政くんは卒業後も、当クラブの社会奉仕活動に、毎年のように、わざわざ勤務先の東京から参加してくれたりして、会員との親交を継続的に深めてこられました。
その彼が、お勤め先から故郷である上海への赴任を命ぜられたとのことで、当クラブにて壮行会を開催させていただいた次第です。壮行会では、奥田会員・事務局富田さんによる写真スライドショーが披露され、当時の思い出を辿りながら、改めて李政くんについて理解を深めました。
以前のように簡単には会えなくなる寂しさと、前途ある若者の活躍への期待、彼が故郷で暮らすことの安堵感など、いろんな感情が入り混じった、とても温かい会となりました。
中でも、当時担当カウンセラーで親代わりだった山本恵眞さん(現:会友)が上京すると聞くや、全ての予定をキャンセルして会いに駆けつけたエピソードなどが発表され、彼の親を大切にする気持ちに心を揺さぶられ、青少年育成をしなければならない我々が逆に教えられたような気持ちになりました。
最後に、遠藤会長から手渡された餞別を、涙ぐみながら深々とお辞儀をして受取り、皆の前で姿勢を正して挨拶をする彼の真摯な姿には、感動を覚えずにはいられませんでした。
このような青年が当クラブにいたことを、我々は生涯忘れることはないでしょう。
そしてまた会える日が来ると信じ、その日まで、元気で!
皆待っているので、またいつでも遊びに来てね。